ニュースを見ていたらとある3つのサイトをブロックするんだ!って安倍首相自ら動いて何かするようですね。
3つって漫画村とあとなんだろう?と思ったらAnitubeがそこに含まれてました。
海外サイトを日本が独自にブロックって、社会主義国家や宗教国家以外で出来るのでしょうか、それはそれで興味深いのですが、アニメ業界から嘘のような話が挙がってました。
>アニメーターの友人が「アニメーターはクソ貧乏だから皆資料にanitube使ってる。anitube死んだら作画の質は下がるだろうね」っつってて何という皮肉
なんかもう終わってるな!つか一回終わろうぜ。
2018年春アニメをチェックしたのですが、数年間と比べても圧倒的に本数が多いんです。
アニメーターそんなにいないだろ?!こんなん回るわけないやん!と思いました。
勿論昔と比べてお金が注入されてる感じもしてるんですけどね。
作品によって差がありすぎるんです、しかも私みたいな素人が見てもそれが分かってしまうんです。
だって1話しか見てないんですよ?一番スケジュール的にも予算的にも余裕がある時なんですよ、それですでにやばそうな空気を感じられるんだからなぁ、なんでこういう作品が世に出てしまうのだろうか。
低予算なら低予算並みの作品に仕上げればいいんです。
が、どう考えてもこれを低予算でやっちゃだめだろう的な作品があるんですよねぇ。
例えば「お前はまだグンマを知らない」は5分番組だしギャグなので勢いと演出で乗り切れるんですよ、作画枚数節約できるテクニックが普通に多数使えるんです。
「デビルズライン」は戦闘シーンがあるのですから、ある程度の枚数が必要になるのですが、素早い移動がほぼ早送り状態、ましてや普通の会話シーンもキャラの作画不安定、あげく間の取り方等演出が最悪、なんでしょうこれ、素人が作ったんですか?
そんな中「メガロボクス」はとんでもなくお金が掛かってます、見ればすぐにわかります、演出が素晴らしい、それをなしえる作画の技量、間の取り方、どこを切り取ってもそれが一枚の作品になりそうなぐらいの素晴らしさです、ってOPEDが酷いのはバランス取ってるんですかね、あと作中の女性ラッパーも酷かった・・・。
そんな訳でどこの世界でもそうなのですが、格差社会です、その差が一番と激しくなっております。
ネットフリックスが資金を投入するとのニュースもありましたね。
いろいろな問題もありますが、私はこの記事の最後にあるとおり、ニットフリックスにより「市場が拡大する」ことは間違いなくプラスなんです。
アメリカがネット配信サイトに席巻されていくように、日本も近い将来そうなるでしょう。
そのとき、アニメは今の現状より良くなっているのでしょうか、悪化しているのでしょうか。
私は、日本の農業と同じで、すでに日本では終わった産業だと思ってます。
スタッフロールを見ればわかりますが、日本人ではない名前がずらーっと連ねる作品もございます。
今では最初から中国産だと謳ったものもあります。
もう、韓国や中国で作れます、寧ろ、彼らがいないともう作れません、そこまで来てます。
このような現状でAnitubeブロックしたところで、もう遅いと言わざるを得ません。
漫画村も、ただ新しいサイトが出来ては潰れてのいたちごっこになるだけでしょう。
このようなコンテンツはもうだめなのでしょうか?
違います、実は生き残ったコンテンツがあります。
ゲーム業界です。
マジコンや割れで一度死んだゲーム業界、まだ復活したとは言い切れませんが、ほかの業界の先を行く進展をしてると、私は思っております。
やはり「Steam」の行ってきた活動、その理念は素晴らしいと言わざるを得ません。
同じような理念で、その活動で、映像コンテンツも音楽も救われる道があるのではないかと思っております。
その話はまた後で詳しく。