少年ジャンプを毎週欠かさず読んでいたある日、りぼんを読んで衝撃を受けました。
マンガってちゃんとストーリーがあるんだ!行き当たりばったりじゃないんだ!って。
ギャグマンガも「うんこ」や「ちんちん」を使わずにこんなにも面白くできるんだ!って。
本当に衝撃だったんです。
そんなりぼんが、当時250万部発行されていたりぼんが、今では18万部なんだそうです。
結論から言うと、りぼんだけじゃなく月刊週刊のマンガ雑誌が軒並み発行部数が落ちているので、あまり驚くことではないんですけどね、と言っても私は驚いていますけど。
私が知ったは80年なのですが、そのころ連載していた作品で覚えているものをピックアップしてみます。
・月の夜星の朝(本田恵子)
ここらへんは毎月楽しみで読んでいた記憶がございます。
ジャンプでキン肉マンや風魔の小次郎等をワクワクしながら読んでいた子供が、「星の瞳のシルエット」のストーリー展開に一発でやられたんです、今思えばそりゃそうだわな。
さらに、読みやすいタッチ、わかりやすいコマ割り、何より絵の上手さ、本当に完璧でした。
俺は今まで何を読んでいたのだろう、と思うぐらいの衝撃。
特に、特に「お父さんは心配症」は本当に物理的に脳天に鈍器で殴られた衝撃を受けました。
なんだこれは!こんなものが世に存在していいのか!ぐらい思いました。
だって少女マンガなのに主人公が娘を持つおっさんなんだぜ?!
当時の責任者、よくこれをりぼんで連載させようとしたよなぁ・・・。
ちなみにこの後、なぜか「花とゆめ」に移行していきますがそれはまた別のお話。