鹿沼の隅っちょから

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りゅうおうのおしごと!7巻 感想

りゅうおうのおしごと!」7巻は今まで通り、いやそれ以上の素晴らしい作品でした、が、あまり「熱い」「熱い」言わない方がいいと思います。

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要旨(「BOOK」データベースより)

清滝一門の祝賀会。師匠である清滝鋼介九段から叩きつけられたその言葉に、八一は衝撃を受ける。順位戦―名人へと続く階段で、昇級のチャンスを迎えた八一と、降級の危機にある清滝。師匠の苦しみを理解しつつも八一は己の研究を信じて破竹の進撃を続ける。一方、棋力のみならず将棋への熱をも失いかけていた清滝は―。「衰えを自覚した棋士が取れる手段は二つ…」残酷な運命に抗うのか、従うのか、それとも…?笑いあり涙ありの浪速ド根性将棋ラノベ、号泣必死の第7巻!

のうりんのころから思っていますが、ライトノベルだから仕方がないのかもしれませんが、ロリとかエロとか私にはノイズにしか思えないんです、そのぐらい素晴らしい作品なんです、彼の作品は。

こういうノリがないと誰も読んでくれない買ってくれないのかもしれませんので仕方がないと私の中では結論付けてますが。

ちなみに帯にある通りアニメ化して今年の1~3月まで放送しておりました。

アニメとしてはそこそこの出来でしたが、原作好きの私から言わせると最低の出来でした。

原作の良さが全然出ておりませんでした、それでも多少はみ出してましたが。

とにかく進行が速すぎる、そのくせテンポが悪い、最悪でした。

アニメも良かったよ?と思った方、絶対に原作を読んでください、本当に原作読まないと分からないんですよこの作品の魅力が!!

 

と褒めちぎってますが、7巻に関しては少し苦言を呈します。

「熱い」なるセリフを多用しないでほしかったです、なんだか凄い軽い言葉になってしまい、それまでの物語で出てきたセリフさえ軽くなり、ひいてはそのシーンさえ軽いものになってしまいました、残念です。

 

あと、これは作品に関係ないかもしれないのですが、あとがき、今まで様々な作品を読んできましたが、これほど心に刺さったあとがきは初めてでした。

 

今一番好きなライトノベルでのシリーズです。

もう手元に8巻があるので近いうちに感想を上げられると思います。