やはり無料には訳があったんですね。
チェコのウイルス対策アプリメーカーAvast Softwareがセキュリティアプリをインストールしたユーザーのアクティビティデータを収集し、それをパッケージ化して子会社であるマーケティング解析企業Jumpshotを介して企業に販売していると、米メディアのMotherboardとPCMagが1月27日(現地時間)、Avastの内部文書や顧客企業への調査に基づいて報じた。
このニュースで一番重要な点は、Avastがデータをユーザーに無断で売ってたことでは無いんです。これをGoogleやMicrosoftと取引してた企業が購入してたことなんです。
Motherboardの調べでは、Google、Yelp、Microsoft、McKinsey、Pepsi、Sephora、Home Depot、Conde Nast、IntuitなどがJumpshotの顧客だ。Microsoftは現在はJumpshotを利用していないとコメントし、Googleはコメントのリクエストに応えなかった。
この手のニュースでは販売した方だけが叩かれますが、買う方だって叩かれるべきじゃないでしょうか。そしてさらに言えば、そんな企業から情報を買ってた企業だって叩かれるべきでしょ?
Gizmodoでも記事がありました。
またMotherboardとPCMagが取得したデータには、何時何分、何ミリ秒といった正確さで、Google検索結果、Googleマップで検索された場所とGPS座標、訪問されたLinkedInページ、閲覧されたYouTube動画、加えてポルノサイトに入力した検索語、視聴した動画といったユーザー行動もあったのだそうです。
いくら匿名とはいえGPS座標は嫌だなぁ。自宅がバレバレじゃん。しかも性癖まで明かされるという。酷いな!
ウイルス対策ソフトがウイルスだった。スパイウェア対策ソフトがスパイウェアだった。良くある話です。
私は昔ウイルスバスターを使用しておりましたが、PCの動きがおかしくなりサポートセンターに電話したら日本語を理解できない&発音も聞き取れないレベルの方が対応しようとしてたので止めました。この会社、本当に酷いんですよ。
断言します。絶対にこの会社の製品は使用しないでください。ウイルスより質が悪いです。
ちなみに私が喰らった不具合は下記サイトの「CPU使用率が100%になる問題」です。
ウインドウズ10のPCを購入した時に軽い気持ちでウイルス対策を調べてみたら、なんと今はウイルスソフトが必要ないそうでして。最初はにわかに信じられませんでした。
PCの 使い方によってはこの Windows Defender で十分安全を確保出来ます。
もちろん、市販のセキュリティ対策ソフトの方が高度な機能を備えていることはありますが、通常はOSの機能だけで、十分に安全にPCを利用できます。
だが2015年7月のWindows 10登場以降、Windows標準のセキュリティ機能「Windows Defender」は大幅に強化されている。もはや特定の“意図した”機能でも利用するつもりがない限り、専用のソフトウェアなしでもWindows Defenderを使うことでセキュリティ対策はほぼ十分、という水準になったといっても過言ではない。
そんな訳で私は現在ウイルス対策ソフトを購入してないし利用しておりません。ヤバいサイトにも行ってないしね。
ウインドウズ10ならばウイルスバスターどころか無料のAvastも必要ありません。私のような中途半端な知識を持ってる人ほどこの件を知らないと思われます。是非多くの人に「ウインドウズ10にはウイルス対策ソフトは必要ない」と広まって欲しいです。
あ、危ないことやってる人はウイルス対策ソフトが必須ですからね。