個人的で抽象的で直観的な感想なのですが、ここ最近コナミのゲームに対する姿勢が変わってきた気がするのです。
コナミと言えば、私のようなおっさんにはセガやナムコに並ぶゲームメーカーでした。ゲーセンで『グラディウス』を初めて見たときの衝撃と言ったら!オプションやレーザーは画期的でした。何よりBGMが当時から飛びぬけてセンスがありました。
私が初めてゲームミュージックを購入したのは『A-JAX』でした。
ファミコンでは『ハイパーオリンピック』や『ロードファイター』や『グーニーズ』や『がんばれゴエモン』、『コナミわいわいワールド』は好きだったなぁ。
ファミコンのディスクシステムに定期的にゲームを提供してくれました。このころのコナミは私にとって一番の存在だったんです。『悪魔城ドラキュラ』『もえろツインビー』『謎の壁』『エスパーランド』『グリーンベレー』『愛戦士ニコル』『迷宮寺院ダババ』『エキサイティングビリヤード』『エキサイティングバスケット』『ファルシオン』『バイオミラクルぼくってウパ』『ファイナルコマンド』あたりをプレイしました。ってすげぇ数だな。
ディスクシステムのゲームタイトル一覧 - Wikipedia
その後も『ときめきメモリアル』やビーマニシリーズ、何より一番コナミのゲームでプレイしただろう『ウイニングイレブン』と、本当に私にとって大きな存在だったんです。
それが、ここ最近はコナミという会社自体がゲームに対して距離を置いているというか、完全に力を入れてないとしか思えない状態が続いておりました。スポーツジムの方が儲かってるんだろうな、と。出るゲームの質も悪かったしね。そしてメタルギアシリーズの小島さんを追い出した時に、コナミは完全にゲーム業界から撤退するのだろう、と観念しました。
ところが、ここ最近変わってきた気がするんです。
PCエンジンミニが発表されましたが、これ、コナミなんですよ。
なんでコナミが?!って驚きもあると思いますが、私としてはそれよりもあのコナミがゲームに積極的に投資するなんて!って方に驚きました。
ちなみに、PCエンジンはハドソンとNECの共同開発なんです。そしてハドソンはコナミの傘下というか吸収されて消滅しました。
何より我々が騒めき立ったのがこれらのインタビュー記事。
ここ最近KONAMIがあまり自社IPのゲームをリリースできていないことについて,会社としても自社IPを復活させたいという思いが強かったというのがあります。
社内の空気としては「もっとゲームを出していこう!」という流れになっています。現在シリーズが止まっているIPもありますが、まずは『魂斗羅』の復活です。今後もしかしたら、ほかのIPにもつながるかもしれません。
凄いだろ!俺らゲーム大好きおっさん連中はこの一文だけで色めき立ったんだぜ!コナミが自社IPを復活させたい?!マジかよ!どうしたコナミ?!何があったんだよ!
さらに追い打ちをかけるように『桃太郎電鉄』の発表&さくまあきらのツイートが拍車を掛けます。
これは間違いなくコナミが変わったんだ!と印象付ける出来事でした。
東京ゲームショウでは一見して「金掛けてるなぁ」と分かりました。
まさかのラブプラス復活。作った人いなくなってるけどね。
逆光だったのを弄って何とかお顔が見えるようにいたしました。
これもコナミブースだったのかと驚いてます。どんだけスペース確保してたんだ。
まさか魂斗羅にここまでお金を掛けるなんて!力の入れようが凄いです。
頂いた販促品がこちらです。
eスポーツに力を入れてますね。ビーマニのスマホ展開は有りだと思います。
まさかのボンバーマンカレー!誰がこのコラボを考え実行したのでしょうか。このノリ、大好きです。
いつのまにこいつら8人兄弟になってたんだ。
何があってここまでコナミがゲームに対する姿勢を変化させたのか分かりません。
ドラキュラシリーズの五十嵐さんもラブプラスの内田さんミノタローもメタルギアの小島さんも退社しております。ハドソンという会社も吸収消滅してしまいました。
残ったのはIPだけです。IPがあってもゲームを作る人がコナミにはいません。
しかし、それでも、私は大好きだったコナミが復活してくれることを祈っております願っております信じております。