三国志展を見に行くために上野にある東京国立博物館に行った日に山手線にて出会ったマンガ『五等分の花嫁』ラッピング車両。これも何かの縁かと思い、数日後AMAZONのプライムビデオで確認したところ無料配信しておりました。
ありがとうAMAZON!年会費払ってた甲斐があったわ!
結婚式当日、式場の部屋で微睡んでいた新郎の上杉風太郎は妻と初めて出会ったときを思い出す。
当時、高校2年生の風太郎は、成績優秀だが生家が借金を抱えており、貧乏生活を送っていた。ある日、風太郎は中野五月という転校生と知り合い、勉強を教えるよう乞われる。しかし風太郎はこれを断り、さらに放った一言が彼女の怒りを買ってしまう。その直後、風太郎は妹から「富豪の娘の家庭教師」というアルバイトの話を聞かされ、借金返済のためにその仕事を引き受ける。
風太郎の仕事は、五月を含む五つ子姉妹に勉強を教え、全員を高校卒業まで導くというものだった。
前情報も無く一日で一気に見てしまいました。とりあえず俺が惚れた四葉は五つ子の中で飛びぬけてバカでした。最高かよ。
正直言いますと、この四葉がどんな設定なのかを確認するためだけに視聴し始めたのですが、結果としてはラブコメものとして大変楽しめました。
ありきたりな展開だったりラッキースケベだったりツンデレとかクールキャラとか元気キャラとか何億回も使い古された設定を捏ね繰り回しているストーリーなのに、なんだかんだ最後までノンストップで視聴できたのは、5つ子という特異性とそれを生かせているストーリー展開があったからだと思っております。主人公のキャラ設定も新鮮でした。
ただ、作画が非常に不安定で、パートによっては5つ子が全く可愛くない、それじゃ一番の売りが台無しじゃないか、と悲しい気持ちになりました。制作会社が手塚プロダクションとありました。まだ潰れてなかったんですね。
作画が乱れていても四葉は安定してましたけどね。逆に二乃は全編通して酷かったなぁ。ってもしかして私の心情から来てるかも?三玖も安定してたよな、ああ、やっぱり俺の好き嫌いが印象に反映してるなこれ。
ラブコメはラブコメなのですが、それなりにしっかりしたバックボーンの上に成り立ってるような気がするこの作品、私は好きです。
2期も決定しているようですし、気になった方は是非AMAZONのプライムビデオで視聴してください。
何より四葉がかわいい。
何回見ても10巻の表紙が素晴らしいですね。この巻だけ買ってきて飾ろうかしら。