とある日、いつものようにネットを巡回しておりましたら東京で三国志に関する催し物があることを知りました。吉川英治の小説から入り、光栄のゲームに嵌まり、横山光輝の漫画を読み耽り、北方謙三のハードボイルド版が堪らなく好きな程度の三国志好きである私。興味はあったものの、わざわざ見に行くほどでも無いかな、と斜に構えておりました。
しかし、HPを見たら『全作品写真撮影OK』なる記述が!「これはブログのネタになるかも」と思い、見に行かねばなるまいに!と東京くんだりまで出かけることとなりました。
三国志は西暦200年前後の中国を舞台にした群雄割拠の時代です。つまり、今から1800年前なんです。三国志の武将がどうのこうの以前に、1800年前の出来事が詳細に文字や物で残ってる事自体がとんでもないことなんです。
だって日本だとまだ弥生時代ですから!古墳も作ってない時代なんだから!リアル三国志と謳ってその頃の出土品が展示されてるだけでも非常に貴重なんです。
鹿沼市民が東京へ赴くときは東武鉄道を利用します。新鹿沼駅から北千住まで特急で1時間30分約2,600円で行けますが、今回は時間に余裕があったので敢えて特急料金を払わずに向かいました。2時間約1,300円です。1,300円の節約!
北千住から乗り換えて上野に到着。地図を見たら三国志展を催す東京国立博物館は一番奥にあるんですね。
朝の涼しい時間帯だったのでそれほど苦になりませんでしたが、結構な距離を歩きました。一番近いコンビニさえ車で移動する田舎者には結構しんどい距離です。って私の場合一番近いコンビニって2㎞以上離れてるけどな!
途中にあったチケット売り場が空いていたので購入しました。当初はイープラスで購入するつもりだったのですが、半券が欲しかったので敢えて現地で購入しようと決めておりました。半券も大切な思い出でありアイテムですからね。
折り目付いちゃったけどな!リュックサックに無造作に入れてしまったのが敗因です。もっとちゃんと保存しておけばよかった。
向かう途中でやけに派手なペイントの車が展示されていたので見てみたらパキスタンのイベントのようでした。
今カシミールで揉めてるんだよなぁと調べてみたらこんな記事が。
中国とパキスタンが連携。同じ上野で三国志展とパキスタンフェスティバルが同じ日に開催されてるなんて!なんたる偶然!(そうでもない
そんな訳で到着いたしました東京国立博物館!関羽かっこいいよ関羽。
開演を待つ間、どんどん人が増えていく中で、「これはじっくりと見ないで写真を撮りまくって駆け抜けよう」と作戦を決めました。
せっかくお金を払って上野くんだりまで来たのだからじっくりと堪能したかったのですが、人が多くなると撮影自体が難しくなるし、顔とか映ってると加工も面倒だし、まあ仕方がないな、と覚悟を決めました。
この作戦のお陰で、私は事なきを得たのですが、それは次回へ!