鹿沼の隅っちょから

鹿沼の隅っちょから

「鹿沼」でググった時に1ページ目に表示される事を目指していたのに鹿沼の事全然書いてません

フォートナイトで初期スキンはデフォルトと呼称され仲間外れにされるらしい

やはりこういうことがあるんだな、と思いました。

https://i.gzn.jp/img/2018/06/13/nintendo-switch-fortnite/s09.jpg

私の子供もフォートナイトをプレイしております。

ある時同級生がほぼすべてのお小遣いをフォートナイトにつぎ込んでいると聞き、能力が上がる訳でもないものに課金するって私には理解できないなぁ、なんて思ったのですが、ふとそこに何か理由があるのかもしれないと感じました。

他の同級生も課金しているのか聞いてみたら、「僕以外全員課金してるよ」との回答を得た瞬間、嫌な予感がしました。

何か分からないけど子供が信号を発してるんじゃないか、って。

クリスマスに何が欲しいと聞いたらフォートナイトのバトルパスが欲しいと言ったので、何かやばいと思いすぐさま課金するためのお金を提供しようとしたのですが、「数日後に新しいシーズンが始まるからその時でいい」と言われ、そこまで深刻な信号になる前に対応できたのかもしれないと安堵しました。

 

そして、嫌な予感は的中してたことがこの記事で分かりました。そうか、基本コスチュームを「デフォルト」と呼んで仲間外れにするのか、大人になった私には分からない感覚でした。

フォートナイトは基本プレイ無料というだけでなく、PC/PlayStation 4/Xbox One/Nintendo Switch/iOS/Androidと幅広い端末で遊べる点も特徴です。100人が同時にひとつの島に降り立ち、最後の1人になるまで戦い続けるという内容ですが、フォートナイトはただのゲームではなくコミュニケーションツールとして大きな役割を担っていると語る人もいるほど友人間のコミュニケーションを加速してくれる優良ゲームでもあります。また、バトルロイヤルモード以外に建物やステージを作るクリエイティブモードが登場したことで、2019年のフォートナイトはただのシューティングゲーム以上のものになりつつあります。

まず、無料ゲームで課金要素がコスチュームやエモート(踊り)等能力が上がる訳でもないのに、何故売上が凄いことになっているのか、それ自体理解できてませんでした。

そして、小中学生に人気があることもその理由が分かってませんでした。

なにより、「コミュニケーションツール」であること。これが私の中に完全に抜け落ちておりました。ネットゲームの基本なのに。

 

このコミュニケーションツールは非常に重要だと思っております。

昭和の男は「仕事・車・女」の話題だけで乗り切れました。当時の彼らはこの3つがコミュニケーションツールとして機能していたんです。平成から令和になった今、この3つは全く機能しなくなりました。仕事の話はプライベート時間中では基本NGですし、車はステータスではなく移動手段の一つに成り下がりました。女の話は言わずもがな。

私が子供の頃は野球もかなり使えるツールだったんですよ。今じゃ地上波で放送さえされません。おそらく我が子はルールさえ知らないと思います。

学生の頃は音楽もコミュニケーションツールだったんですけどね。40年以上前、音楽で世界が平和になるって本気で思ってた人達が世界中にいたんだぜ?今じゃ「ギガが減る」として忌み嫌われるものにまで落ちぶれてしまいました。

マンガに関しても今の子は少年ジャンプを読まないしね。いつからか女性が読むものになっちゃったし。コロコロコミックもマンガは読まないで付録等のために購入してたし。

 

多様化した今、様々なコミュニケーションツールがございます。世代や地域等でも違うでしょう。私自身は私の力でどうにかしますが、子供はどうにもなりません。そこに必ず金銭が絡むんです。親としてはそこにすぐ気が付いて対応していかなければならないと思っております。

何故なら、私がそれで嫌な思いをしたからです。

実は過去にも同じような内容のことを書いてます。

なるべく私は、子供に同じような経験をさせたくないし、それが少額の金銭で解決できるのならそうしてあげたいんです。でも、私には子供の世界が分からない。

子供が発しているだろう信号を、出来るだけ受け取って解析して手段を講じて解決していきたいと思っています。

 

そういえば、サッカーシューズもそうだけど、水筒も流行りがありましてね。

みんながポカリやアクエリアスをストローが飛び出す水筒で飲んでる中、私は蓋をコップにして麦茶を飲んでたんですよね。私自身は何も感じてなかったのですが、母親が瞬時に察して、翌日からはみんなと同じようにポカリでストローが飛び出す水筒になりました。

後からこのエピソードを母親に聞かされたからでしょう。自分も子供が出来たら気を付けなければと思うようになりました。それでも全部掬えないんですよねぇ。子供の世界は大人には分からないんだよなぁ。