鹿沼の隅っちょから

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アニメ『邪神ちゃんドロップキック』を見た

あるニュースがきっかけで『邪神ちゃんドロップキック』を一気に見ました。

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このPV、笑いを取ろうとしてしくじってるパターンだ。このPVじゃ見たいって思う人皆無だったろうな。見終わった私でさえ興味湧かないもの。作画も良いのにねぇ。これじゃどんな内容なのか全く伝わらない。力の掛け方完全に間違えてますね。

 

このニュースを見て、作品を見てみようと思ったんです。

かなりの人気が無ければこんな短期間で2期制作なんて無理ですし、いわゆる円盤商法の限界をとっくに迎えているアニメ業界で、「コアファン1000人が起こした逆転劇」なんて見出しを見たら、そりゃあ興味が湧きますって。

調べたらAMAZONプライム会員なら無料で見れるので、んじゃあそのコアファンを生み出した作品を見てみよう、と思ったわけです。

で、見たわけですが。

うん、よくコアファン1000人も集められたし、この人たちお金をつぎ込んだな。私にはそこまでの魅力を感じることが出来ませんでした。

 

魔界の悪魔、通称「邪神ちゃん」は、ある日突然、人間界に召喚されてしまう。
彼女を召喚したのは、神保町のボロアパートで暮らす、ちょっとブラックな心を持つ女子大生、花園ゆりねだった。しかもゆりねは、邪神ちゃんを魔界に帰す方法がわからないと言う。仕方なく一緒に暮らし始めた邪神ちゃんとゆりね。しかし、召喚者が死ねば魔界に帰れることから邪神ちゃんはゆりねを……!?
少女と邪神ちゃんが繰り広げるちょっとキケンな同居生活コメディ!

 

OPを見たときに『撲殺天使ドクロちゃん』を思い出しました。

今見ても気が狂ってるな、さすが水島監督。ガルパンアカツキ路線もいいけど、こっちのギャグ路線でも仕事をして欲しいです。

こんな感じで主人公のゆりねは邪神ちゃんをボコボコにします。でも仲良し、みたいな。良くある喧嘩してても仲良し、ってやつです。ただ、ゆりねが強すぎるというか、邪神ちゃんが弱すぎるのが気になりました。こいつ本当に邪神なのでしょうか。強さを表現されたパートが微塵もありませんでした。

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キャラデザはいいし上半身すっぽんぽんだし、なのにエロさを微塵も感じさせなかったのは、偏に残念な性格だからでしょう。邪神ちゃんのキャラは立ってました。

 

しかし、ゆりねのキャラは影が薄すぎるといいますか、最後まで生活感を感じられない演出のままで終わってしまったのが気になりました。だって俺最後までこいつが女子大生って知らなかったもの!生い立ちも両親も学生生活さえも出てこなかったんだぜ?悪魔と天使と狂ってる婦人警官しか出てこなかったんだもの。人間の友人とか同級生とか学生生活とかちょっとでも出しておけばまた違った印象だったのかもしれません。

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キャラデザはいいんですけどね。掘り下げが弱かった気がしております。勿体ない。

 

メデューサは邪神ちゃんのひもというかATMというか便利に使われる役割があり、キャラが立ってましたね。ただ、メデューサって目を見ると石化するだけなんだっけ?悪魔としては、紙袋をかぶって行動するぐらいしか設定がありませんでした。これまた勿体ない。

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おっぱいあたりの衣装がよく見るとエロいのですが、彼女からも全くエロさを感じませんでした。もしかするとわざとそのような描き方にしていたのでしょうか。

 

ミノスさんに至っては登場回数さえ少ないし、そもそも掘り下げた回も無かったという不遇。酷い。

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原作にあったエピソードを削られたのでしょうか。酷い扱いでした。弄られるのも共食いネタばかりだし。

 

ぺこらもなんで地上に来たのか、天使の輪を失ったのか、貧乏生活を強いられているのか、ほとんど説明が無いままでした。

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その割には登場回数も多かったし、掘り下げもあったし、かなり優遇されたキャラでしたね。

 

って今調べたら原作の1話とか全然アニメで使ってないのね。いきなり登場人物全員出てきてしゃぶしゃぶ食べるんだけど、唐突だなぁと思ったらアニメオリジナルだったのかよ!その次に59話とか!なんだこれ!!

邪神ちゃんドロップキック - Wikipedia

あえて初登場回とか外してるんだろうな、とは思っていたのですが、各話リスト見たら納得いたしました。説明する気がそもそも無かったようです。

ギャグアニメとしてはいいのですが、掘り下げが少ないし何だか分からないまま話が進んでいくので、私としてはふわふわしたまま最終回まで行ってしまった印象でした。が、それはあえてそうした訳ですね。

とりあえず、私にとってはこの手法は合いませんでした。

AMAZONプライムで視聴中、途中で動画が途切れて各話リストページに戻ってしまった時、「見てて辛い。でも8話ぐらい見ただろうから、あと2~3話で終わりだろう。頑張れ俺」と思いながら確認したらその時点でまだ4話しか見終わってなかった時の絶望感たるや。

 

あまりキャラも立たず、物語的にもふわふわ、んじゃ何がこの作品の魅力なのでしょうか。私にはわかりませんでした。原作ファンを喜ばせるためだけの作品だったのでしょうか。いや、原作ファンでさえもそんなにいるとは思えません。

そんな状況でも1000人のコアファンを勝ち取ったんです、何かしら魅力がある筈です。

2019年度には奇跡の2期がスタートします。

これも何かの縁だと思い視聴する予定ですが、正直期待しておりません。そしてオススメできません。

 

蛇足。

ちなみに、制作がノーマッドと知り驚いております。まだ存続できていたのか。

夜桜四重奏』つまらなかったなぁ。『よくわかる現代魔法』はいろいろと勿体なかったな。『けんぷファー』はいろいろな意味で好きでした。

俺たちに翼はない』のOPは今でもたまに聞いてます。

帰宅部活動倶楽部』もノーマッドだったのか。大好きだったっけなぁ。監督が佐藤光で邪神ちゃんと一緒だわ。乙女新党は衝撃だったなぁ。

あ、意外と俺見てるなノーマッド作品。

『邪神ちゃんドロップキック』もそういう巡り合わせだったのかもしれませんね。って『VENUS PROJECT』は全く見たことも聴いたことも無かったわ。