なぜ急に思い立ったのかといいますと、原作のゲームを作成した会社が解散したとのニュースを知ったからです。
アニメに嵌まったきっかけは『涼宮ハルヒの憂鬱』ですが、どっぷりと沼に浸かったきっかけはこの『ef-a tale of memories.』なんです。
ただでさえOPかっこいいのに、ストーリーの展開に合わせて演出を変えてくる手法に完全にやられました。
アニメ制作会社がシャフトでして物凄い癖が強い演出でした。当時の私には新鮮で斬新で革新的で強烈なインパクトだったことを覚えております。って今見ても凄いけど。
続編の『ef-a tale of melodies.』も良かったですね。って続編というかこちらが本編だと思ってますが。
まばたきの伏線は衝撃でした。そしてそれをOPにも反映させるなんて!
私の中では本当にメモリアル的な作品なんです。
DVD揃えちゃったぐらい好きなんだぜ!
後からBD出て買おうか悩んだんだぜ(結局買わなかった)。
あの当時まだどちらかと言えばマイナーだったシャフトがこんなにメジャーな存在になるなんてねぇ。『化物語』と『魔法少女まどか☆マギカ』で一気にスターダムに伸し上がった感があります。最近は大人しくなってる気がしますが。『まりあ✝ほりっく』ぐらいシャフト臭がきついの待ってます。
尾石さんが『傷物語』に掛かりっきりになってるからでしょうか。それともシャフトという会社が経営的にも規模的にも大きくなっちゃって大人しくならざるを得ないのでしょうか。
あの頃の「ああ、間違いない、これはシャフトだ」と見てすぐわかるぐらいの濃いのを待っております。
原作ゲームのOPですが、新海誠が制作したのは有名な話ですね。
私はこれを見たときに「え?これがエロゲーのOPなの?」と驚きました。って今見てもこのクオリティは半端ないですけどね。
このOP、新海誠で天門で原田ひとみなのよね。もう10年前なのかこれ。
古代さんの音楽、たまらないです。
兎にも角にも、私を後天的オタクに転生した要因の一つである作品を作った会社であるminoriですが、時代の流れなんですかね、最近は経営的にも苦しかったようです。
一昔前は多くのエロゲーを原作としたアニメがあったのですが、今はそのエロゲー自体が絶滅の危機に瀕しているんですね。私個人としてはエロ抜きのテキストゲーとしてニンテンドースイッチで楽しめればいいなと思ってますが。
だってefにしたってアニメではエロ無しですからね。それでも楽しめたわけですから。脚本というかテキストが面白かったから成り立ってたわけでして、そこに生きる道が残ってたのではないかと思っております。実際スイッチでエロ無しのエロゲーが販売されてますから。
などと思いながら、efのアニメをもう一回見てみようかなと思いました。ってDVD購入したけど封を開けてないのよね。どこかで配信されてないかなぁ。ってAMAZONプライムで見れるわ。すげぇなAMAZONプライム!
興味を持たれたら是非期待せずにじっくりと見てください。その際は必ずOPを飛ばさずに見てください。絶対にです。
ストーリーも良いのですが、やはり独特で癖のある演出を味わってほしいのです。会う合わないがあるとは思いますけどね。