我が子が見に行きたいというので連れて行きましたが、実は私も見たかったんです。前作も我が子が見たいというので2回も見に行きましたが、実は私も2回も見たかったんです。
ゲーム好きなら見るべきだし、そんなおっさんをターゲットにしているとしか思えない作品です。
画像を拾ってきましたが、もしかして各国で看板の企業が違うのかな。LINEは頑張ってお金を払ってツムツムまで出してるし。楽天とdocomoが世界的に広告打つ意味ないしなぁ。そう考えるとツイッターとインスタの場所は世界共通なのかな?なんてポスターだけでも楽しい。
そうなんです、劇中でも見たことあるようなサイトがガンガン出てきます。青い鳥が何かをチュンチュンと呟いていたり。超巨大ショッピングモールが出てきたり。動画投稿サイトにいいねも。
そしてネット界隈のあるあるがこれでもかと出てきます。まさかクリック広告やネガティブコメントなどの闇の部分も扱うとは思いませんでしたが。
さらに、予告編でも出ておりましたが、ディズニーのヒロインたちも登場いたします。
これ、ヴェネロペがディズニーのサイトを訪れるからなのですが、ここでディズニー関連のキャラがこれでもかと登場しています。スターウォーズもディズニーのものになっちゃったんだよなぁ、と悲しい気持ちになりましたが。このディズニー絡みのシーンは本当に面白かったですね。こんなにメタなネタやっていいの?と心配になるレベルでした。
私が一番驚いたのは脚本です。
ある日、ヴァネロペが暮らすレースゲーム「シュガー・ラッシュ」のハンドルが故障し、廃棄処分されることとなる。それを防ぐため、アーケードゲーム「フィックス・イット・フェリックス」の悪役であり彼女の親友であるラルフと共に、新たなハンドルを手に入れるためインターネットの世界へ足を踏み入れる。
オークションサイトでハンドルを見つけた2人だが、より大きな数字を言った者が勝利するゲームだと勘違いをし、高額で落札してしまい、24時間以内にお金を稼がなくてはならなくなってしまう。そんな中、「スローターレース」のカリスマレーサーシャンクと出会い、新たな夢を持ち始めたヴァネロペは、この世界こそが自分の本当の居場所なのだと思い始める。一方ラルフは、ハンドルを手に入れたらヴァネロペと共に元の世界に戻るのだと、当然のように思っていた。そして、2人の心は次第にすれ違っていき、思わぬ出来事を引き起こすのだった。
今までのディズニーなら、というか一般大衆向けの作品ならば、すべて丸く収めて今までと同じ状況、もしくはその上の状況になってエンディングを迎えるようなシナリオにすると思うのです。最終的にみんなが幸せなハッピーエンドでシャンシャン、みたいな。
ネタバレになるので詳しく書きませんが、この作品では、なりません。見てる途中から「これはどのターゲット層を狙ったんだろうか?」と不安を覚えました。
絶対に小学生じゃない。中学生?高校生?もしかするともっと上の大人ですねこれ。
私は全く納得いかない着地点なのですが、納得してないだけで「これしかない」と分かってるんです。分かってるから、苦しい。
こんな良く分からない感想でも、何か興味を持たれましたら是非見に行って欲しいです。「TORON」とか出てくるけど知ってるの40歳過ぎたおっさんしかいねーよ。
そんな訳で是非40歳過ぎたおっさんこそ見て欲しいんです。主人公のラルフはきっと俺らなんです。
ちなみに、あの犯罪率高そうな世界観のオープンワールドネット対戦レースゲーム、すげぇやりたいんだけど。
シャンクさんかっけー。
映画「シュガー・ラッシュ:オンライン」の感想 #シュガラお題
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