鹿沼の隅っちょから

鹿沼の隅っちょから

「鹿沼」でググった時に1ページ目に表示される事を目指していたのに鹿沼の事全然書いてません

カブトボーグが話題になってる!ここで俺のコレクションを自慢するんだ!

私の知らない間にアニメ「カブトボーグ」が話題になっていたようです。

nlab.itmedia.co.jp

私がいい歳こいてアニメに嵌ったのが10年前。一時期かなりの本数を消化しておりましたが、そんな数多くの作品の中でNO.1の作品がこの「カブトボーグ」です。

人造昆虫カブトボーグ V×V - Wikipedia

脚本家の大和屋暁とその仲間たちが好き勝手に書き上げた、ある意味奇跡のような作品です。浦沢義雄の存在を知ったのもこの作品でした。

著作権とか何それ?状態だったニコニコ動画で貪るように見ました。1話目を見ただけで頭がクラクラしたのですが、これが1年間52話も放送していたと知り、尻込みしてしまいました。ちょっと俺の体力というか精神が持たないぞこれ、と。

この作品を見るきっかけとなった某大型掲示板の書き込みがありましたので紹介いたします。

dic.nicovideo.jp

27 名無し物書き推敲中:2008/01/19(土) 17:11:04

すまん、たかが一ファンであるがどうこう言える立場じゃいと分かっているんだが、これだけは言わせてくれ
カブトボーグを見ないのは人生の半分損してると同義だ

何が凄いってな、どんなに世間で凄いって騒がれてるアニメでも何かしらく所はあるだろ?
カブトボーグはもうくとかかないとかそういう次元じゃないんだ
何故だか分からないが、く所がそのままカブトボーグの賞賛するべき所になってしまうんだ
理やりにでもいてやろうと思って書き出した物が、気づけば全て褒め言葉になってる

一話も欠かさず見てきたはずなのに何の説明もメインキャラが一人増えていた時のの気持ち、分かるか・・?
毎回使い捨て&色違いヒロイン世界滅亡、ウザイエセ外国人誰も知らない回想シーン化、亀田ミリオン=一万
主人公達は全体的に外道です。バトル精神攻撃で決まります。根拠はいが自信はあります。 子供向けじゃねえよ絶対
あと肝心の玩具内で生産終了ってなんだよそれ ふざけてんのかスポンサー
もうここまで好き勝手にやられると凡人である俺達にはなす術がい。気づけば主人公をさん付けで呼んでいる
これこそ後世までり継がれるべき伝説。一度嵌れば後にはただボーグに侵食される日々が待つばかり・・・
 
私はこれを読んで気になってしまい、見てしまうことになりました。
この文章を読んで理解できる人は皆無でしょう。しかし、カブトボーグを見終わった後、この文章の意味がすべて判るようになっております。
「ミリオン=一万」とか作中でツッコミも入らないという恐ろしさを今思い出しましたよ、やっぱり今振り返ってもこの作品は伝説だ、間違いなく伝説です。
 
そのカブトボーグに洗脳された数年前。
鹿沼市の隣にあります壬生町は、「おもちゃのまち」なる駅名があるぐらい、玩具製造メーカーが集まっている地域なんです。バンダイミュージアムとかもあります。
そこで毎年年末にチャリティーバザーを開催しておりまして、子供のおもちゃを買うために参加しておりました。そこに、あったんです。
本物の「カブトボーグ」が。

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そりゃ買うよ!買ったよ!!主人公の愛機トムキャットレッドビートルを!

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後ろ見たらラインナップが2種類しかねーし!
勿論勝治の愛機であるエレクトリカルスピードワゴンも買ったぜ!

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よく覚えてないけど2個手元にあったよ!

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本当は毎日素振りしなければならなかったのですが、なんだかそのまま保存しておきたかったんですよね、そっと寝かせておきました。そのまま約10年、存在も忘れておりました。
まさか再びカブトボーグの名前が話題になるなんてねぇ、嬉しいですわ。
 
気になった方は是非1話だけでも見てください。どこかの配信サービスで見られるはずですので。
ツッコミどころ満載なのに誰も突っ込まないカオスな世界観。1話のはずなのに過去の記憶の映像が出てくるけどいや俺ら知らないから!というか1話なのに最終回?な熱い展開?で次回予告でいきなり仲間っぽいキャラが死んでる!
もうね、1話の衝撃と言ったら飛んでもなかったんですよ。是非多くの人に体験してほしいです。そしてそのまま最終話まで見続けてほしいです。本当に伝説ですから!