この話題、昔何かで見たよなぁと記憶に引っかかりました。
虚構新聞のネタとしては、どちらかというと本当にありそうな気がしたのは私だけでしょうか。
おそらくその要因の一つは、私の中にこの感情があったからかもしれません。そして、これに気が付かせてくれた何かがあったんです。思い出しました。
京極夏彦の「ルー=ガルー」です。
あの京極夏彦がSFを書いた!ってことで読んでみたけどなんか普通だったのであまり記憶に残ってないのですが、それでも脳内のこびり付いていたいくつかの記憶の中に、
「占いの類は根拠が乏しくハラスメントに当たるので、テレビ雑誌等での扱いが禁止になった」
みたいな文章があったんです。
それを見て当時の私は「ああ、いつか問題になって規制対象になるかもなぁ」なんて思ったんです。
それを、この虚構新聞ネタで思い出しました。
ちなみに、ネタじゃなくて本当にホロスコープハラスメントってあるのですよ。
私の知り合いが聖闘士星矢が人気だったころ、蟹座だったため嫌な思いをしたそうです。デスマスクは酷い扱いだったからなぁ。私は彼のお陰で黄泉平坂を覚えましたが。
占いは必要な人だけがその情報を得られれば良いと思うのです。
ネガティブな情報を必要としていない人にも届いてしまうテレビでの発信は、私はネタとしてではなく本当に、規制した方が良いと思っております。
さて、規制される日が来るのでしょうか。来るとしたらいつになるのでしょうか。
たまたま調べたけど、ルー=ガルーって劇場版アニメになってたのか、知らなかったわ。京極夏彦は女性描写が苦手だと確信した、ある意味貴重な作品なんですけどね、つまんなかったなぁルー=ガルー。まさか続編が出るなんて思わなかったわ。