先週の3連休、真ん中の日曜日に東京ゲームショウを堪能してきたのですが、そんな中ネット上では「クッパ姫」なるものがとんでもない勢いで人気になっておりました。
実は東京ゲームショウで不味いネギがいっぱい入ったお好み焼きを食べながらスマホでネット巡回していた時にこの名前を目にしてはいたのですが、それがどんなものなのかまで調べておりませんでした。まさか、クッパの女体化ものだったとは。
元ネタがスーパークラウンなのがまた面白い。
全開のニンテンドーダイレクトの中で一番衝撃を与えたのがこのアイテムでしたからね。
これ、ピーチ姫に似た何かにすればよかったのに、見た目がまんまピーチ姫だから混乱の原因になってる気がします。あ、これ非難してるんじゃなくて寧ろ歓迎してるんです。この混乱のお陰で話題になり、結果としてクッパ姫なる現象が発生したのですから。
今回の件で思ったのが、「やはり絵の力は偉大だ」ということです。このような現象が今までも度々発生しておりますが、きっかけは絵だし、その後の流行の後押しも絵なんですよね。
今回マレーシアの方が書いた4コマ漫画から発生しましたが、見るとセリフがありません。絵の力だけでこの現象を発生させております。やはり言葉だと言語の壁があるんですよね。絵ならばほぼ世界共通、拡散するための障害がほぼないからそのスピードも凄まじいものになるのかもしれません。
ちなみに、この記事にも書いてありますが、「キングテレサ姫」も人気になっております。キングなのか姫なのかどっちだよ!ってネーミングですが、クッパ姫に勝るとも劣らないデザインですね。
見てないときは襲い掛かろうと強気な表情なのに、振り向かれて目が合うと恥ずかしがって両手で顔を伏せるというテレサのキャラクター性が相まって、時速的にはクッパ姫以上の人気っぷりとなっております。
著作権がどうたらこうたら話題になっておりますが、任天堂がこういうものを形を変えて飲み込んでしまう社風だと思っています。あれ?世間の人は違う印象だったの?
「改造マリオ」が流行った後に「マリオメーカー」発売した会社だぜ?
「クッパ姫を公式にして!」なんて野暮なこと言っちゃうのは論外ですけどね。