ふらふらしてたら外国人にこのゲームをプレイしてみないかい?と声を掛けられたので子供にやらせてみました。
英語で話しかけられたのですが、そのブースを見たらチェコ共和国とありました。
私のようなおっさん世代が子供の頃はまだ「チェコスロバキア」だった国、サッカー好きの私はネドヴェドをまず思い出しました。あとプラハの春。
2D探索アクションで、ギミックをクリアして進めていくタイプのゲームのようでした。
ヒントらしいものが英語で表記されていたりするのですが子供も私も読めず、なんとなくこのボタン押すんじゃね?的な感じで進めていきました。
後ろから見ててだんだん気になることが起きてきました。
全く世界観が読めないんです。なんだこれ?
ふと見上げるとゲーム名らしいものがありました。
壁ショー?
最初は牢獄のような場所から脱出するゲームだと思ったのです。建物と建物の間を通ってる配管を走って移動したら下から兵士みたいなキャラに打たれたから。ゆっくり歩いたら通過できたので、ああこれ脱獄ゲームか、と思ったんです。
しかし、ゲーム内の壁に自キャラのポスターが貼ってあったり、監視カメラが至る所に配備されているのにゲーム的に機能してなかったり、なんだこれ?と気になりました。
扉から出たら右は床がトゲで進めません。ジャンプしても飛び越えられません。
左に行ったら穴があって、飛び越えた先に開かない扉があり、中に人が3人いました。
その上に梯子で移動するとボタンがありました。
子供が壁のボタンを押したら扉が開いて人が出てきました。ああ、仲間も助けるゲームなのか、と思ったらその人が横の移動してそのまま穴に落ちていきました。え?このゲーム確か高い所から落ちたらHP減ってたよね?その後も二人目三人目もボタンを押すたびに部屋から出てくるのですが、やはり横に移動して穴に落ちていきます。
もしかしてこの穴は落ちても死なないんじゃね?と思ったのか自キャラもその穴に落ちたのですが、綺麗に死体が3つ転がってる上に落ちて死にました。
・・・なんだこれ。
再プレイ。
穴の上を見たらビルで窓掃除をするときに使うようなゴンドラがありました。これを起動すれば穴に橋が架かって助けられるんじゃね?ってことで探し回って、このゴンドラで穴を塞ぐことが出来ました。
早速ボタンを押して3人を助けました。やはりゴンドラが橋代わりになって3人は右へ右へ移動していきました。
あれ?その先って床がトゲで進めないんじゃなかったっけ?
行ったら3人がトゲに刺さって死んでました。えー。
子供が操る自キャラが3人の死体を踏みつけて移動していきました。えー!
・・・なんだこれ。
画像に書いてある英語を検索したら引っかかりました。
ministry of broadcast ってグーグル先生で訳すと「放送省」って出るけど意味あってるのかなぁ。
説明文もグーグル先生に訳させたのですが、分断された国家で国境を越えて脱出するにはTVショーに勝たなければならない、みたいな説明がありました。監視カメラだと思ってたのはTV撮影用なのかな?3人を犠牲にしてまで進まなければならないのはあの3人が敵国家の人間だからなのかな?
あ、やっぱりわかんないや。
子供がプレイしているところを撮ったのです。
見たらちょうど説明したシーンでした。穴があってゴンドラがあってボタンがあってその上に主人公のポスターがあって。左右に拡声器が配置されてるように見える下の扉からスタートして、この右は床がトゲトゲです。
一日で相当数のゲームを見てきたのに、お金が掛かったゲームがいっぱい展示されていたのに、一番気になったゲームがこの壁ショーこと「Ministry of Boadcast」だったりします。
カードとか缶バッジを貰えばよかった!失敗した!!
早速Steamでプレイしようとしたらまだ配信されてないじゃん!
動画を探してみたらありました!トゲトゲシーンがあったよ!
ゲーム名、もしかして「The Wall Show」?
どこかのゲーム展示イベントでの動画もありました!
英語じゃないから離してる内容が微塵もわかんない!英語でもわかんないけどな!
気になった方は是非配信されたら購入してください。来年の春予定です、って大分先だな。
あと日本語ローカライズされません、なんとかなるだろう!