良い記事。本当に良い記事。
いきなり素晴らしいエピソードが出てきて胸が熱くなりました。
「まだ習志野高校の監督だった時代の話なんだけど、初めてブラジル遠征に行ってね。試合に負けたもんだから、『この野郎!』って、いつもの調子でやったんだよ。そうしたら、ブラジル人に『おまえ、逮捕されるよ』って。それでハッとしましたね」
これですこれ。
当たり前のことですよね。暴力は犯罪です。殴ろうが言葉だろうが。なぜこれがみんな分からないのか。学校だからなの?どこで起ころうが、日本の法律は適用されますよ?
それが教師だろうがいじめだろうが部活だろうが。犯罪は警察に通報して司法が判断すべきです。
なんでこの当たり前が広まらないのか、本当にわかりません。
あと女子バレーにはいつか天罰が下るとは思っておりました。
練習が全盛期すぎていつか訴えられると思っていました。
だって日本代表の練習からしておかしいもの、いつの昭和だよ、と思ってました。
「女子バレーが東京オリンピックで金メダルを取ったように、昔、オリンピックで金メダルを取った競技は同じような傾向にあるんじゃないですか。成功体験があると、日本は強かったんだから海外で勉強する必要なんてないと、内に閉じこもってしまう。だから、いつまでも変わらない」
この説は納得できます。
レスリングも酷いです。柔道も酷かったけど、井上になって改善されてかも?
そして、私が一番納得しまくったのは、挨拶です。
くしくも3人の指導者が高校野球に対する違和感として声をそろえたのは「過度なあいさつ」だった。高校野球の世界では来訪者がくると練習を中断し、号令をかけてあいさつするケースも珍しくない。しかも、中には「ちはっ!」と、絶叫する選手もいる。
小川監督は言う。
「あいさつの強要って、下品じゃないですか。やらされるあいさつは、学校を卒業したらやらなくなりますよ。だから、私は自然と身に着くまで待つようにしてるんです」
高校野球では、とかく礼儀が重んじられる。だが、本当の意味での礼儀の指導とは何か。それは即席で形を教えることではなく、時間をかけて心を育てることである。
これだよ!もうね、子供の頃から大嫌いでした、あいさつの強要。言ってくる奴も従ってる奴も馬鹿じゃねーのと思ってました。思ってましたが、きっと俺がオカシイんだろうな馬鹿なんだろうなと諦めてました。
社会人になって、それでもあいさつを強要してきました。なんだこれ。
普通にあいさつさせてくれよ、そんなに強要されるからやりたくなくなるんだよ!と、実はこんなおっさんになっても思ってました。
この記事を読んで、私の考えも強ち間違ってなかったんだと思いました。
小学生中学生とすれ違う時にされると本当に嫌なんですよ、そんな知らないおっさんに声かけちゃ駄目だよ危ないよ、って。
その行為自体が防犯目的かもしれませんが、あんな危険な行為を子供にさせちゃいけないと思うのは私だけでしょうか。
なんんだんだろう、このあいさつ至上主義は!こんな思想無くなってしまえ!とまで思ってた私はやはり歪んでるとは思いますが、彼らのいうように「あいさつの強要」は絶対におかしいです。
とある一部上場企業で、社長が来るからって工場止めて従業員全員で外に出て頭下げてあいさつしたんだぜ?この平成のが終わるって時にだぜ?
もうね、こういう昭和なスポーツ理論はやめましょうよ、何が体育会系だよ、何が先輩後輩だよ。
あまり言う人いないけど、先輩後輩っていうのがもう差別的で年齢的ハラスメント行為だからね。
家康の呪いがまだ解けないのは本当に恐ろしいわ。いい加減儒教やめようよ。
あと精神論もやめようよ。戦争負けてもまだわかんねーんだもんなぁ。