6月22日発売の「マリオテニスエース」の発売前先行オンライン大会が6月1日の夕方から3日終日までやっておりました。
勿論私も参加したわけですが、いろいろございましたのでここにその体験を残しておきたいと思います。
すでに体験版ソフトをダウンロードしていたので金曜日帰宅後に早速プレイ。
ニンテンドースイッチは性能的にPS4より下らしいけど、持ってない私にはこのグラフィックでも綺麗だ!と感動してしまいます。
マリオテニス自体が初体験なので、まあ負けるの当たり前だよなと思いながらプレイしてました。
見えづらいのですが、VSの下に相手の回線状況が表示されます。
これが画像のようにフルだといいのですが、人によっても1本だったりして、ものすごい遅延が発生したりします。正直ゲームになりません。
なるべくそんな相手を避けていたのですが、それでも遅延があるような気がしておりました。しかし、何分初めてなのでこんなものなのかなぁと気にしてませんでした。
寝る前に子供にマリオテニスが面白いか聞きました。
「どう?」
「なかなか勝てない」
「そうなんだよなぁ、たまに1回戦勝てても2回戦とか絶対無理だわ」
「え?」
「え?」
子供は普通に準決勝とか行けてました。なにコイツ天才なの?俺が下手なの?
土曜日、子供がプレイしているのを後ろから見てました。なんか動きが機敏です。
おかしい、俺の知ってるマリオテニスじゃないなこれ。
そこでふと気が付きました。
遅延が無い?
私のスイッチをWIFIのある部屋に持って行きプレイ。
なんだこれ!キー操作がダイレクトに伝わってキャラが動くじゃん!!
1回戦で負けることは殆どなくなりました。でもテレビでやりたい!プロコンでやりたい!!
どうにかならないものかと調べたら、なんだよ有線接続あるのかよ!
どうも壁を挟んでいるせいで遅延があったようです、ってスプラトゥーン2でも俺ラグラグだったのか?!と悲しい気持ちになる。
日曜日、朝からヨドバシカメラへ行き必要な物を購入する。
ネット通販でもいいけど、やはり直接行って買えば最速なのよね(当たり前)。
スイッチングハブ(2,000円ぐらい)と0,5mのケーブル2本(500円×2)と有線LANアダプタ(2,000円ぐらい)を早速取り付けプレイ!
結果として、このあと1回戦で負けることは殆どなくなりました。
そしてポイントも稼げるようになり、やっとロゼッタが使えるように!
こいつのスライスの曲がり方が尋常じゃなく、どうしても打ち返せなかったので俺も使って勝ちまくるぜ!と思いました。思ってました。
うん、俺が使うと全然勝てないんだなこれが。誰もスライスに釣られないんだな。
しかもロゼッタを対戦相手として嫌う輩から拒否されたりもして、結局あまり使いませんでした。
で、いろいろ考えて最終的にピーチを使ってました。
テクニックなピーチですが、使ってるうちに結構えげつないところに打ち返せることに気が付き、勝利数を伸ばすことが出来ました。
電光掲示板のピーチが見たことない感じだったので撮影。って良く見えないなこれ。
ちなみにロゼッタとピーチを比較すると、
ロゼッタ白いタイツはいてる!ピーチ生足じゃん!
ついでに彼女らの必殺技を見てください。
見えない #NintendoSwitch pic.twitter.com/5LZNDR2gvA
— toriid (@toriid63) June 3, 2018
プレイしているうちに、この必殺技もなんとなく返せるようになってました。いやぁ慣れって怖いですね。
ブロック大体出来る #NintendoSwitch pic.twitter.com/jGIyaTZWmx
— toriid (@toriid63) June 3, 2018
日付変更線ギリギリまで、というか越えてまでプレイしてました。最後の相手とレベルが同じだったんですかね、ラリーが中々終わらない場合が多く、とんでもない長丁場になってしまいました、本当に楽しかった!最後に一番楽しい試合が出来て本当に対戦相手には感謝しかありません。
最終的なアベレージはこちら。
一時期1勝4敗ペースだったから、かなり巻き返せたと思います。
3日間、いろいろあった体験会ですが、本当に楽しかった!ゲームの基本は対戦だよな!と改めて認識しました。もちろんマリオテニスエースが素晴らしい出来じゃなかったら楽しめなかったんですけどね。
球を打ち返すだけで気持ちいいんだぜ?スマッシュとかすんげぇ気持ちいいんだぜ?
あまり詳しくないのですが、「ボタンを押しっぱなしでも打ち返せる」ってマリオテニスが初めてなのかな?これが地味に革命的な操作方法だと思ったのですがどうなのでしょうか。
必殺技とかラケット破壊とか、最初はイロモノ路線だと思っていたのですが、プレイすればわかります、ものすごい戦略性がみっしり詰まってます。その場その場で瞬時に判断しなければなりません。軽い気持ちで強打を打ち返しにチャレンジして失敗してたらラケットが破壊されてKOとかね。
非の打ちどころがないぐらい楽しいこの作品ですが、懸念材料が二つあります。
まず一つが回線状況。
悪かった私が言うのも何なのですが、遅延が酷くプレイできませんので、ネット環境があまりよろしくない人は有線接続をオススメします。しかし、そんな簡単にできる訳じゃないですからね。発売後も回線状況の悪い人は対戦相手候補からキックされまくりだと思います。
次に逆転性の無さ。
うまい人には下手な人は絶対に勝てません、それがほんの少しの差でも。
当たり前っちゃ当たり前ですが、プレイヤーのレベルがそのまま試合結果になるため、初心者の敷居が相当高いんですよね、私はプレイしているうちにうまくなっていってる実感があったので続けられましたが。
私でさえ必殺技を返せますからね。うまい人たちの試合ですと当たり前のように返します。
そしてテクニカルショット。これをマスターしてしまえばほぼ打ち返せない事がなくなります。左右だけではなく前後も可能なため、もう拾って拾って拾いまくれます。
このバランスは難しいとは思いますけどね、懸念材料の一つです。
と書きましたが、結論としてテニスゲームとして頂点に君臨する作品であることは間違いありません。買いましょう。