鹿沼の隅っちょから

鹿沼の隅っちょから

「鹿沼」でググった時に1ページ目に表示される事を目指していたのに鹿沼の事全然書いてません

低い山ほど迷いやすい

この言葉は衝撃ですね、「低い山ほど迷いやすい」。

www3.nhk.or.jp

この記事では遭難した経験のある方にインタビューしてますが、登山素人の私には衝撃的な内容でした。

>13年前、富士山に登って以来、登山で得られる「達成感」が忘れられず、難しい山では南アメリカ大陸最高峰のアコンカグアキリマンジャロなど、国内外の山に登り続けてきました。
>ただ一度だけ遭難した山があるそうです。
>それは標高1140メートル、三重県の山でした。

 

キリマンジャロとか経験のある方がこんな低い山で遭難するの?と驚くと同時に、先日学んだ事を思い出しました。

toriid.hatenablog.com

道に迷ったら下らずに上る。

この遭難経験者も当たり前ですが知っていました。

道に迷った時の、原則は知っていました。

>「下らずに、登山道に戻る」
>それでも上田さんは山を下りました。
>「時間も遅いし疲れていた。翌日に仕事もあったので、下ってしまった」

 

これが油断なのですね。

大して高い山じゃないし、まあなんとかなるだろうと。

そして彼は遭難しました。

 

急ながけのある沢に迷い込んでしまい、下ろうにも滑落しそうで、逆に登ることもできず、携帯電話が通じたのでついに110番通報して救助要請をしました。

 

やはり沢だ。沢怖いわ。

だから地名に沢がよく使われてるんだと思うのです。気を付けろと、昔の人が言ってる気がしています。そして、その地名から家名になったのですが、それはまた別のお話。

 

>「むしろ低いほうが危ないとわかった。標高が高く多くの人が登る有名な山であれば登山道が整備されているが、低い山では道しるべなどもしっかりしていないところがある」

http://livedoor.blogimg.jp/tozanch/imgs/d/9/d92629b3-s.jpg

前にも貼った画像ですが、左に道があるようには分かってても見えないもんなぁ。

道に迷ったら登山アプリで検索。GPSならどんな辺鄙な場所でも繋がるから。そしてバッテリーが切れたときのための予備電源。これは低い山に登る時は必需品ですね。

 

昔、滝に嵌っていた時、群馬県にある不動大滝を見に行きました。

夏だったこともあり軽装・サンダルだったのですが、山の途中にあった駐車場から階段を降りていくうちに「もしかしてこれやばい?」と感じたのですが、折角ここまで来たのに引き返すのが勿体ないと思い強行した記憶があります。

すれ違った夫婦の装備を見て完全に間違えたと確信したのですが、若かったんですね、そのまま強行しました。下に降りたあとも川沿いに登り、途中川の中を渡り、やっと滝を拝めたときは感動より先に、今の道戻るのかよ!と心が折れそうになりました。

akagi-yama.jp

恐らく⑦から行ったんだと思うけど記憶に自信が無いな。

ここはちゃんと道が整備されていたので心配ないと思うのですが、この無謀な挑戦を思い出してしまいました。本当に軽い気持ちで行っちゃうんですよね。

いやあ、山は怖い。

 

鹿沼でも石裂山が有名ですね。そしてここは死者が複数名出ております。

http://www.pref.tochigi.lg.jp/d04/eco/shizenkankyou/shizen/documents/tozangaido29.pdf

これの28ページ目に登山道があります。

難易度は低い方だと思うのですが、おそらくハイキングレベルの気持ちで来る方が多いのでしょうね。見ればわかりますが鎖とかハシゴと書かれており、崖があることがわかります。私が聞いた話では転落死だったようです。

 

山に挑むにはちゃんと準備が必要ということですね。

また一つ勉強になりました。