ニンテンドースイッチのゲーム「Bloodstained: Curse of the Moon(ブラッドステインドカースオブザムーン)」はどこか見たことがあるような気がする見た目だけどプレイしたらファミコンディスクシステム版のなんとか城ドラキュラと大体同じだったよ!
配信日 2018年5月24日
メーカー インティ・クリエイツ
ジャンル アクション
価格 980円
どちらの悪魔城なのかと思ったら、作った人が悪魔城の人だったのですね。
>2001年の『悪魔城年代記 悪魔城ドラキュラ』(移植作品)からは同シリーズのプロデューサーとなり(オリジナル作品は翌年の『キャッスルヴァニア 白夜の協奏曲』から)
って1作目作った人と違うんかい!
この1面の音楽を聴いただけで軽い興奮を覚えます。
ディスクシステムで書き換えてはコナミのゲームをやりまくってたもんなぁ。私の中ではあの頃のコナミが一番好きでした。愛戦士ニコルとかバイオミラクルぼくってウパとかグリーンベレーとか。
そんな中でも確か一発目のこの悪魔城ドラキュラはセンセーショナルでした。武器がムチってのはこのゲームが初めてじゃないかなぁ。ダメージでノックバックして落下して死亡とかふざけんなよと思いながらプレイしてました。
そんななんとか城ドラキュラをリスペクトした作品がこのブラッドステインドなのです。
タイトル画面かっけーな!と思ってしまうのはファミコン世代のおっさんだけでしょうか。
始める前にベテランとカジュアルが選べます。カジュアルは残機無制限・ダメージ食らった時のノックバックなしです。ファミコン世代の人は迷うことなくベテランでプレイしましょう。
俺?もちろんカジュアル。いや無理だから。ノックバックは本当にいやらしくて大嫌いだったから。
3面までクリアすると、面ごとに一人仲間が増えます。彼女は1面クリア時に仲間になったムチ使いです、って悪魔城なんとかそのまんまだな!
後から気が付いたのですが、このオブジェクトというか背景の骸骨、進行方向を指していたんですよね。
面のラストにボスがおります。新鮮な攻撃をしてきますが、どれを取っても微妙なその攻撃方法、私大好きです。
この亀みたいなボス、すんごいレーザーを放つのですが、なぜか天井に向けるし、上のつららが落ちてくるだけだし、なんだろう、そんな微妙な攻撃ばかりでした。
あ、自機は主人公です。名前なんだっけ?斬月?残月?
私の一番好きなボスです。この色!今ではなかなかお目にかかれないなんとも言えない紫色ですね。ちなみに無茶苦茶弱かったです。
このボス戦の仕掛けは面白いと感じました。ぜひ体験してほしいです。
ちなみにこの爺さんは最強です。特殊武器で敵を凍らせるアイテムを使えたら、ゲームバランスがぶっ壊れるぐらい最強です。
画面上に表示されている仲間4人を入れ替えながら進めていくのですが、切り替える必要があまりありませんでした。面白い仕掛けだと思うんですけどね、作りこみが甘かったかなぁ。
逆に。
ラスボスは入れ替えながらじゃないとダメージさえ与えられないんじゃないなと思うような仕様で困惑しました。一人でもHP減って死亡した場合、もうクリア不可能だと思います。なもんで、3人を自殺させてからリプレイしてました。
そう考えると、入れ替え前提で道中作られてしまうのも問題なんだなと思いました。
ですので、このぐらいの緩さでいいのかもしれませんね。
んで、クリアしたのですが、私はあまり面白みを感じることが出来ませんでした。
普通の2Dアクションゲームだな、としか思うことが出来ませんでした。
これといった特徴もなく、しいて言うなら「悪魔城ドラキュラそっくり」ぐらいしかありません。可もなく不可もなく、というか新鮮味も新しい試みも何もない。
980円ですが、私はおススメできません。懐かしむ目的でゲームを購入するなら、バーチャルコンソールかファミコンミニで悪魔城ドラキュラをプレイした方がいいです。
ちなみに発売週のダウンロードランキングでは5位でした。売れてます。
・良い点
芸術的なドット絵
ピコピコサウンド
・悪い点
全体的にすべて薄味
これといった特徴がない
・評価
3/10