これとは違いますが、私も検察審査員に選ばれそうになったことがございまして、その時いろいろ考えるところがございました。
制度としては素晴らしいのですが、実際当事者になった時を想像してみて下さい。
選ばれたことに対して何一つメリットが無いんです。
会社休むんですよ?
被告人から恨まれる可能性があるんですよ?
暴力団員から脅迫された方もいらっしゃいましたね。
殺人事件の場合はなかなかお目にかかれないグロ画像を見せられます。
どうです?それでも選ばれたいですか?選ばれたら参加したいですか?
私は、できるなら辞退したいです。
正直に言いますと、あの時、検察審査員に選ばれても行くつもりはありませんでした。
仮に罰金が発生しても、その方がまだメリット感じましたし。お金払って済むなら安いもんだと思いました。
何故なら、メリットがなくデメリットばかりだから。
>裁判員候補者・選任予定裁判員については1日当たり8000円以内,裁判員・補充裁判員については1日当たり1万円以内
馬鹿にしてるの?
裁判員制度 | ● 仕事を休むと裁判員であることが分かってしまうのでないでしょうか。
>あなたが裁判員になったことを,上司等が公にすることは法律で禁止されています。
禁止してても漏れてしまう可能性があるやん
裁判員制度 | ● 裁判員になったら,何日くらい裁判所に行かなければならないのですか。
>裁判員の皆さんに参加していただいた事件の多くは,5日前後で終わっています
5日?!え?1日じゃないの?
と、まあ知らないと不安しかないですよね。
そして知ったら知ったでなおさら不安しかない。
5日も会社休めます?休める訳ないじゃん。私の場合、休んだ分だけ仕事が貯まるだけだし。どう考えてもそれだけ休んでたらバレるよね?同僚が聞いてくるよね?
おいしいネタにはなるだろうけど、やはりデメリットが大きすぎます。
私は、寧ろ3割も参加者がいることに驚いております。
今後この制度を継続していくには、期間の短縮と報酬の増加(2倍じゃ足りない、5倍や10倍ないと誰も参加しない)しないと無理でしょうね。
んじゃそのお金ってどこから出るの?税金ですね。
という訳で、私はこの制度の廃止を求めます。