鹿沼の隅っちょから

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マリオ+ラビッツキングダムバトル 感想

ニンテンドースイッチのゲーム「マリオ+ラビッツキングダムバトル」はマリオなのにマリオじゃないし見た目カジュアルで簡単そうに見えガチガチの硬派なシミュレーションゲームだよ!

ec.nintendo.com

発売日 2018年1月18日

メーカー 任天堂

ジャンル シミュレーション

価格 6,458円

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この気持ち悪いラビッツたちが、気が付いたら愛おしく見えてくるんだぜ?信じられるかい?

とくにピーチラビッツなんて気持ち悪いことこの上ないのに、今では本当に愛おしく見える・・・、自分でも不思議だわ。

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タイトル画面ですが後ろでラビッツたちがギャーギャーうるさいです。

 

どのようなゲームなのかはこちらの動画を見てください。

物凄い簡単でわかりやすく説明しています。

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このCMは実に良く出来ていまして、このおかげで日本でも結構な数が売れたのだと思ってます。

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しかし!

このゲーム、ラビッツの見た目に騙されてはいけません。

とんでもなく硬派なターン制戦略シミュレーションゲームなんです。

しかも難易度が高い!すげー高い!

救済措置としてステージごとにイージーを選べるし、それによるデメリットはありません、ってこれ凄いシステムだよなぁ。

ですが、ですが、意地を張って私はすべてノーマルでクリアしました。

何回コンティニューしたか!

しかしクリアした時の達成感は想像を越えるものでした。

これがクリア証明画像、ってイージーでも同じ表記になるのかこれ。

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ちなみにこの達成率を見れば分かる通り、クリア後のやりこみ要素は勿論、エクストラステージもあります。

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うん、無理。

 

アクションが苦手なので主にシミュレーションゲームばかりしていた人生でした。

光栄の歴史シミュレーションやファミコンウォーズFEシャイニングフォースオウガバトルダビスタフロントミッションブリガンダインCIV4等々。

私の中ではどちらかと言えば大得意なジャンルだと思っておりました。

そんな私の鼻っ柱を軽く捥ぐこの作品。

それでも、単純に難しいのではなく、ちゃんと考えて行動しないといけないんです、そこが最後まで投げずにクリアできた要因だし、この作品の肝だと思ってます。

先を読んで配置して敵のターンでこちらのスキルが発動して返り討ちに出来たときなんて脳汁出まくりです。

武器の更新や新しいスキル習得やパワーアップ等々、自分が強くなってる感じも楽しさの要因の一つでした。

 

スキルを何回もやり直せて振れたりゲームオーバーやペナルティが無かったりイージーを選んでもマイナス要素がなかったりと、細かいところまで完璧な仕事ぶりに感心しました。

画像の美しさも素晴らしいです、ってスイッチでいろいろゲームをやってますが、この作品が一番きれいじゃないかなぁ。

ほんの少しの難点としては、探索シーンでの場所によってカメラ固定になるんです、これが地味にイライラしました、逆に言えばそのぐらいしかありませんでした。

 

本当に細部にわたって丁寧に作られたこの作品、素晴らしいです!おススメです!と言いたいのですが、ジャンル的に合わない人がいるだろうことが想像できますし、やはりイージーを選べてもそれでも難易度が高いのです。

シミュレーションに自信のある方は絶対に買うべきです、それは間違いありません。

見た目で損してますが、とんでもなく硬派なゲームですので、絶対に触れてほしい、そんな作品でした。

ちなみに私はクリア後のエクストラ面で完全に心が折れました・・・。

本当に歯ごたえありすぎですよこれ。

 

・良い点

 細部にまでいきわたる丁寧な作り

 見た目を裏切る本格的戦略シミュレーション

 ステージごとに難易度を選べ、それによるペナルティがない

・悪い点

 それでも高い難易度

評価

 7/10