ニンテンドースイッチのゲーム「レイジングループ」は人狼をベースにしたアドベンチャーゲームというか殆ど読み進めるだけの小説だけど良く出来たミステリーとして私の中で評判なゲームだぞ!
配信日 2017年8月3日
メーカー ケムコ
ジャンル アドベンチャー
価格 3,000円
改めてPV見たけど、これじゃ買う気になれないよなぁ・・・。
いたるところで評判が良いので買おうと思ったけどこのPVで躊躇していた頃を思い出しました。
なんだこの実写、ゲームでは一回も出てこないぞこれ。
そんな私の背中を押してくれたのはこの記事でした。
物凄い誉め方してるなぁと思いながら読み進めて、最後に
>正直、まだやってない人だったらこのレビュー読まずに即買って欲しいぜ。
の文章を読んで素直にその瞬間購入してしまいました。
結論から言いますと、本当に買って良かった!
この手のテキストタイプアドベンチャーゲームって「かまいたちの夜」以来だったのですが、これほどまでに物語にのめりこむとは思いませんでした。
私はそこそこミステリーものを嗜んでおりまして、子供の頃から江戸川乱歩にはじまり京極夏彦森博嗣から米澤穂信まで手に取っておりまして、本さえ読まない人達よりは一日の長があると自負しておりますが、そんな私がどっぷりとこの世界にはまってしまったのです。
他のゲームをしないでもうずーっとレイジングループを進めてました。
他のゲームってのがスプラトゥーン2とかゼルダの伝説とかマリオオデッセイなんだから、凄いはまりっぷりですわ。
これが人狼。
一日に一回集まって、誰が人狼なのか、人狼だと思われる人物を選定し殺す。
ここのいるキャラクターなのですが、全員個性ありまくりです、本当に一人一人キャラが立ってます、そのキャラが動きまくってストーリーが進行していくんです。
何の知識もなくこの絵だけ見るとヒロインと思うでしょう、あ、いや、ヒロインなのですが、いや、どうなんだろう・・・。
ヒロインじゃないのですが、私の中ではまごうことなくヒロインです。
ヒロインじゃないのですが、大好きです、ぎゅっと抱きしめたいです。
このキャラクター達、全員がとんでもなく作りこまれています。
そして動き回ります、ストーリーを紡いでいきます。
そのストーリーは間違いなく良い意味でガンガン裏切っていきます。
想像の斜め上をとんでもないスピードで突き進んでいきます。
先が知りたくて読み進めてしまいます。
いつもは12時前後に寝ている私が、気が付いたら3時ごろまで布団の中でプレイしていて驚いたことがあります。
そのぐらい、やばいです、これ、本当に面白い!ああ!記憶を無くしてもう一度体験したい!!
ちなみにメーカーが「ケムコ」。
我々おっさんには懐かしいというか今まで存続していたことが信じられないゲームメーカーです。
スパイ&スパイはよく友達と対戦してました、あと思い出せないけどな・・・。
調べたらインドラの光とかボンバザルとかドラッケンがケムコだったのか。
私の拙い紹介より、プロの方が書いた記事を読んで、本当にこの作品が面白いのかどうか判断してほしいです。
調べれば調べるほど絶賛の記事が出てくるこの作品、3,000円という強気の価格設定にひるむ気持ちは良く分かります、私もそうでしたから。
でも私は言い切ります。
テキスト読むだけじゃゲームとはいえないよね、と思う方以外全員買え、買ってください、本当に面白いから!買ってよ!
・良い点
これでもか!と畳みかける濃厚なストーリー
・悪い点
ほぼ選択肢が無い
ゲーム性皆無
賛否両論の風呂敷の畳み方
・評価
9/10
ちなみに本日レイジングループ完全読本の発売日でした。
買ったよ!