鹿沼の隅っちょから

鹿沼の隅っちょから

「鹿沼」でググった時に1ページ目に表示される事を目指していたのに鹿沼の事全然書いてません

日記みたいに書いてみた

鹿沼市を南北に流れる黒川を東西に越える橋は何本もあるが、この橋は新しくできたものだ。

だからなのか微妙に曲がってるし高低差もある、と車で走りながら気が付いた、もう何十回も通っているのに。

橋の中心から下りながら信号待ちしてると、その前方に中々急で長い坂が見える。

鹿沼市は「坂上」と「坂下」がある、らしい、というかここら辺に住んでいる人が言っている。

私のような外れに住んでいる人間はそのどちらにも属していないので、では私は坂外れなのですが、そもそも私が住む地域は鹿沼ではないと言いたいのですか、と聞きたくなる、聞かないけど。

その「坂」が目の前にある。

なんとなく受け入れていたこの坂だけど、よく考えたら鹿沼市内を南北に結構な距離で段差があることに気が付いた。

調べて分かった、そうか、これ河岸段丘か。

黒川が山を削って出来た段差だったのか。

 

などと個人的には感動したエピソードだけど、誰に話しても興味を示さない話題を思いながら、その坂を車で登りきる。

そして下ると交差点があるのだが、目の前に同じ高さを日光線の鉄橋が見える。

同じ高さ?ああそうか、元々踏切だったところを高架化したからこんな景色になっているのか。

河岸段丘の坂を上り切ったすぐ上に日光線を通したけど、そこを高架化したから登って降りてまた登る道になってしまった訳だ。

その降りたところは夕立で瞬時に水が溜まってしまう危険地帯になってしまった訳だけど、そりゃそうだ、ここらへんで一番土地が低いのここだもの。

 

と個人的には心踊るエピソードを探り当てたのだけれども、誰もだから何?みたいな態度を取る話題を思いながら左折。

そこは鹿沼で一番の商業地帯となった晃望台。

なぜこんな山の上が発展したのか、私はまだ調べたらないためいまだ謎のままだ。

一つ知ったのは、元々何もなかった場所であることと、住所は新しく作られた名前であるということ。

「日光を望む台地」で「晃望台」だそうだ。

考えた人センスありすぎだろ。

 

意外とこの話題は多くの鹿沼人から「へぇ」を頂いたネタなんだよね、なんて思いながらウエルシアに到着。

新生銀行で口座を作ろうとしたらTポイントがかなり貰えるとのことなのでわざわざマリオのデザインのカードを作ったのに結局口座を開設しなかったのだけれでもどうせならTポイントがもらえるお店で買い物しようと調べたらウエルシアが還元率がかなり高いので何かというとここで買い物してます、って完全に思うツボ野郎だな俺。

なんとなく覗いた男性用のコーナーに見つけた「NIVEA MEN」、なんでも「for MEN」付ければ売れるとで思ってるのかこの野郎と思いながら購入。

体質が変わったのか脂ぎってた私も気が付いたら冬に手が乾燥するようになってしまいまして。

そういえば子供の頃手が荒れて血が出て瘡蓋だらけになってそれを見た父が「なんだそのくそっかきぼうみたいなては」と言われたけどコイツ何言ってるんだろうかと理解できなかったのだけれどもある時ふと「なんだその糞掻き棒みたいな手は」と言ったことが分かってアイツ子供相手に酷いなと思ったことを思い出しました。

今の若い人や都会の人は知らないでしょうね、糞掻き棒。

実は私も知らないので当時想像してみたのですが。

おそらく、肥溜めの表面が固形化してしまうので棒で叩いて掻きまわしていたのではないかと、その棒が糞掻き棒なのではないかと、想像してやっぱりアイツ酷いなと思いました。

 

寝る前にニベアメンを思い出して、手の甲に塗りたくって布団に包まりました。

もう少しで眠りに落ちそうなところでほんの少し鼻の頭が痒くなりました。

そっと爪で描いたとき、ニベアの臭いがしました。

なんだか母親を思い出してしまいました。